東京都新宿区の事業系ゴミ(産業廃棄物)の捨て方・条例・ルール・罰則を解説します
新宿区は東京の中でも様々な会社が集まっている地域です。飲食店だけでなく、染物などの伝統的な産業を生業にしている方も多い一方で、外国人観光客を相手にしたサービス会社が多い点も特徴的です。
産業廃棄物やごみも数多く出ており、業者に処分を依頼したいと思う方も多いのではないでしょうか。この記事では新宿区のおすすめのごみ・産業廃棄物の処分業者や自分で廃棄物を持ち込む方法などを紹介します。
新宿区はホテルや飲食業、デパート、サービス業などが多い地域です。また、海外からも沢山の人が訪れており、ビジターズ産業が盛んな場所でもあります。区内の製造業の7割を出版、印刷関連業者が占めています。
都の伝統産業に指定されている染色業も多く、神田川の水を利用して東京染小紋、東京手描き友禅、江戸更紗などが制作されています。西新宿にはIT産業の本社機能が集中しており、起業者も多いです。そんな新宿区の産業廃棄物やごみ処分の業者を紹介します。
新宿区のオフィスや店舗から日々発生する廃棄物の定期回収、不要になった粗大ごみやリサイクル家電・PCB・アスベスト等の特殊な廃棄物の回収を行う業者です。事業ゴミ回収の専門企業として、回収したごみや資源は、関係法令に基づいた廃棄物処理、リサイクルを徹底しています。
URL:https://www.shirai-g.co.jp/
電話番号: 03-3897-1327
営業時間:平日 9:00~17:00
所在地:東京都足立区入谷5丁目16−28
GATE株式会社は産業廃棄物や不用品の処理、回収を行っている業者です。粗大ごみの引き取りから処分まで引き受けており、休日の依頼にも対応可能です。証明書の発行も行っており、法令に基づいて安全に産業廃棄物やごみを処分できます。見積もりは無料です。
https://www.gate-g.jp/
048-578-8702
営業時間:9:00~18:00
埼玉県深谷市上柴町東6-8-10 101号
粗大ごみの回収や廃棄物の一元管理などを引き受けているのがこの株式会社サティスファクトリーです。処理費用の内訳を見える化したり、排出の傾向を知ることもでき、コストの適正化も図ることができます。対応品目は一般廃棄物から産業廃棄物、機密文書、感染性廃棄物、特定有害性廃棄物など多岐に渡ります。
https://www.sfinter.com/
03-5542-5300
営業時間:9:00~19:30
東京都中央区八丁堀三丁目12番8号HF八丁堀ビルディング8F
クリーンクルーは事業者専用の不用品回収業者で、ごみの種類、量、大きさを問わず利用できます。ちらしやCMなどの広告料をかけず、WEBからの問い合わせと紹介を中心に営業をしているため、販促コストがかからず低料金でのごみ回収を可能としています。
https://www.666900.com/
03-3583-6870
営業時間:9:00~19:00
東京都港区東麻布1-25-5
事業によって出た産業廃棄物は法律や条例に沿って処分する必要があります。事業系一般廃棄物の1日の排出量が50キロ以下である場合は、事業ごみシール券を貼付することで新宿区の回収に出すこともできます。
10キロ以上の事業系一般廃棄物は、指定された処理施設へ自分で持ち込んで排出依頼をすることができます。回収や処理をしてもらいたい時は、新宿清掃事務所、歌舞伎町清掃センター、新宿東清掃センターのいずれかを通じて区長に申請します。
自分の会社の所在地を確認し、どのセンターに持ち込めばいいか決めましょう。新宿清掃事務所は大久保2丁目、上落合、北新宿4丁目、高田馬場などに対応しています。歌舞伎町清掃センターは大久保1丁目、歌舞伎町などに対応しています。新宿東清掃センターはそれ以外の地域に対応しています。
ただし、業者選定の手間やコストを考慮すると、持ち込みよりも、収集運搬から業者に委託する形が現実的だと思います。
新宿区には様々な業者が集まっています。産業廃棄物は回収業者に依頼するか、清掃事務所や清掃センターに自分で持ち込んで適切な処理が必要です。当然、ごみや産業廃棄物を自分で処分するのはなかなか大変なものです。
業者によっては定期で回収してくれるサービスを行っているところもあるので、賢く利用するようにしましょう。選別の手間やコストを考慮すると、持ち込みよりも、収集運搬から業者に委託する形がおすすめです。