東京都世田谷区の事業系ゴミ(産業廃棄物)の捨て方・条例・ルール・罰則を解説します
事業活動で出た廃棄物は、事業者が責任を持って処理する必要があります。しかし事業系ごみは、家庭ごみのように集積所に出しておけば処分できる訳ではありません。
事業系ごみを確実に処分したいなら、信頼できる委託業者を選ぶことが大切です。では、世田谷区にはどのような産業廃棄物業者やごみ処分業者があるのでしょうか。
世田谷区内の事業所のうち、卸・小売業は約25%、飲食・宿泊業が約14%、福祉・医療が約11%となっており、この3つの産業が全体の半数を占めています。
これらの事業所がごみを処分する際は、産業廃棄物や一般廃棄物として処分しなければいけません。ここからは、世田谷内にあるおすすめの産業廃棄物・ごみ処分業者を紹介します。
世田谷区でおすすめの業者をまとめました。
産業廃棄物や特別管理産業廃棄物、一般廃棄物など様々な種類のごみを回収してくれる業者です。粗大ごみはもちろんのこと、機密書類・媒体や医療系廃棄物の処理も依頼することが可能です。定期回収プランも用意されているので、中長期的にごみ収集を依頼したい方におすすめです。
公式サイト:https://www.eco-eight.co.jp/
電話番号:0120-42-8081
営業時間:9:00〜18:00
所在地:東京都世田谷区千歳台3-16-15
産業廃棄物や一般廃棄物の収集運搬などを行っている業者です。段ボールや飲料缶、ペットボトル、発泡スチロールなどのごみも取り扱っているのが特徴。事業系ごみの収集運搬に加えて、中間処理施設や飲料缶・瓶施設、洗浄施設を運用しており、廃棄物処理業にも取り組んでいます。
公式サイト:http://www.inouec.co.jp/
電話番号:03-3304-8840(船橋営業部)
営業時間:8:30〜17:00
所在地:東京都世田谷区八幡山2-11-6(本社)
産業廃棄物を中心に、法人のごみや不用品回収に対応する業者です。独自のネットワークを生かしてリサイクルを行うことで、廃棄コストの削減を実現しています。産業廃棄物の処理やごみの資源リサイクルだけでなく、工場の移転や閉鎖などで出る中古機械や備品を買い取ってもらうことも可能です。
公式サイト:https://www.kankyo-ecomotion.co.jp/tokyo/setagayaku.html
電話番号:0120-857-922
営業時間:9:00〜18:00
所在地:東京都品川区南大井6-26-3 大森ベルポートD館9階
世田谷区では産業廃棄物であっても、家庭ごみの収集に支障のない範囲の少量のごみであれば、自治体のごみ収集サービスを有料で利用することが可能です。
日量10kg未満、1回の収集で30kg未満・45Lのごみ袋で概ね3袋以内が限度です。家庭ごみのルールに従って分別し、ごみの量に合った金額の事業系有料ごみ処理券を購入します。
事業系有料ごみ処理券は全4種類で、70L・45L・20L・10Lなどごみの量によって異なります。70Lは2,660円、45Lは3,420円、20Lは1,520円、10Lは760円で販売されています。
処理券に会社名や屋号などを記入したら、見やすい部分に貼って出しましょう。処理券が貼られていないもの、処理券の料金が不足しているもの、きちんと分別されていないものに関しては、収集してもらえないので注意が必要です。
これらの選別の手間やコストを考慮すると、持ち込みよりも、収集運搬から業者に委託する形がおすすめです。
世田谷区で産業廃棄物やごみ処分業者に依頼する際は、複数の業者で相見積もりを取った上で比較検討してください。複数の業者の料金を知ることで、相場金額が分かりますし、見積もり時にスタッフさんの接客態度を確認することも可能です。
無料で見積もりをお願いできる業者がほとんどなので、まずは各業者に連絡してみてはいかがでしょうか。