東京都港区の事業系ゴミ(産業廃棄物)の捨て方・条例・ルール・罰則を解説します
自治体のごみ集積所などに出すことができないごみもいろいろあります。産業廃棄物はその中の代表的な一つです。
事業活動で出るごみの内、金属くずや燃え殻など、廃棄物処理法で定められた20種類のごみは、処理の許可を受けている業者に処分を依頼しなければなりません。港区にも産業廃棄物などのごみ処分を行っている業者が多数あるので、この記事で確認していきましょう。
港区は大規模な再開発が進められている地域で、高層ビルが多数あります。さらに事業所の数は東京23区の中で最も多く、卸売業や小売業、宿泊業、飲食サービス業を中心に産業が盛んな地域でもあるのです。
それに伴い産業廃棄物などの事業ごみも多く出ます。そこでここからは、港区で産業廃棄物などのごみ処分を行っている業者の中から、おすすめの所を3つ紹介していきます。
白井エコセンター株式会社は、一般廃棄物や産業廃棄物などの事業ごみ定期回収、粗大ごみ回収などの事業を行う会社です。機密書類や媒体回収にも対応しているため、重要情報が含まれているごみ処分も安心してお任せできます。
URL:https://www.shirai-g.co.jp/
電話番号: 03-3897-1327
営業時間:平日 9:00~17:00
所在地:東京都足立区入谷5丁目16−28
エコモーション株式会社では、一般的には産業廃棄物として処分されていたものも独自のネットワークを駆使し、できる限りリサイクルするようにしています。買取となるため、その分ごみ処理に掛かるコストを削減できるというわけです。古い機械などの買取や処分にも対応しています。
URL:https://www.kankyo-ecomotion.co.jp/
電話番号:0120-857-922
営業時間:9:00~18:00
所在地:東京都品川区南大井六丁目26番3号大森ベルポートD館9階
産業廃棄物だけでなく、粗大ごみやオフィス家具、パソコン、エアコンなど事業所から出る様々な不用品回収に対応しているのが、株式会社リサイクルネットワークの特徴です。取り扱いの規制が厳しい特別管理産業廃棄物の処分にも一部対応しています。
URL:https://www.r-nw.com/
電話番号:03-6404-3196
営業時間:8:00~18:00
所在地:東京都大田区大森北一丁目1番5号
三東運輸株式会社は、平成8年から産業廃棄物の処理を行っている豊富な実績のある業者です。適切な処分を行うことに重点を置いているため、ごみの分別や収集、処分などの信頼性が高いのも特徴になります。粗大ごみや家電なども回収しており、可能な限りリサイクルも行っています。夜間や早朝の回収依頼にも対応可能です。
URL:https://www.santouunyu.com/index.html
電話番号:03-3670-3101
営業時間:8:30~17:30
所在地:東京都江戸川区篠崎町3-12-6
港区内にある事業所から出た産業廃棄物の内、紙くずと木くず、そして繊維くずの3品目のみは中防処理施設に持ち込むことができます。持ち込みの際は、東京二十三区清掃一部事務組合に対して事前申請が必要です。申請には登記事項証明書や住民票、印鑑証明書、運搬車の自動車検査証の写しなどが必要になります。
申請から持ち込みの際に必要となる搬入カードの交付までは、一週間ほど掛かります。持ち込みの受付は、月曜日から土曜日の8時から16時までです。持ち込みできるのは月10トン以内で、処理手数料は1kgにつき15円50銭となっています。
手数料は搬入時に現金で支払います。なお、持ち込みの申請ができる事業所の資本金と従業員数の範囲が限られている点に注意して下さい。
これらの選別の手間やコストを考慮すると、持ち込みよりも、収集運搬から業者に委託する形がおすすめです。
産業廃棄物を始めとする事業所から出る様々なごみの処分は適切に行う必要がありますが、それはなかなか大変なことです。一部の品目は処理施設に持ち込みもできますが、事前の申請など手間が掛かります。
そんな時に便利なのが、産業廃棄物などのごみ処分業者です。今回紹介したように港区にも優良業者が多数あるので、自分にあった所を見つけて適切にごみを処分しましょう。