東京都葛飾区の事業系ゴミ(産業廃棄物)の捨て方・条例・ルール・罰則を解説します
産業廃棄物は事業系ごみの一種です。法律に則った形で処分する必要があり、違反すると行政指導や刑事罰の対象となり得ます。自社の産業廃棄物を適切に処分するためにはどのようにしたら良いのか、どのような業者に依頼すれば良いのか悩んでいる事業者もいるでしょう。
そこで本記事では、葛飾区で産業廃棄物の処分ができる業者や、自治体に産業廃棄物を持ち込む方法などを紹介します。
葛飾区は東京における主な工業集積エリアの1つです。特にプラスチック製品、皮革製品、衣類、ゴム製品、機械、金属製品などを製造する工場が多く見られます。そして、このような産業においては、製造過程において産業廃棄物が発生します。
産業廃棄物は法律に則った処理が必要であるため、専門の業者に処分を依頼するケースも珍しくありません。ここからは、葛飾区内にある産業廃棄物の処分が可能な業者を紹介します。
それでは、葛飾区でおすすめの産業廃棄物・ごみ処分業者を見ていきましょう。
廃棄物の運搬・処分を行っている業者です。行政・民間の両社から業務を請け負っており、自社で処理施設も有しています。行政では処理できないような廃棄物など、幅広い種類のごみの処分が可能。葛飾区内において最も規模の大きな廃棄物業者の1つです。
・http://www.toto-g.jp/index.html
・03-3696-4611
・営業時間は不明
・東京都葛飾区奥戸3-23-28
一般廃棄物・産業廃棄物・特別産業廃棄物など、多様な種類のごみ処分を行っている業者です。廃棄物のリサイクルに力を入れており、自社工場において再利用に向けた処理を行っています。機密文書の回収や溶解処分にも対応しています。
・http://www5d.biglobe.ne.jp/~vremen/index.html
・03-3695-7558
・営業時間は不明
・東京都葛飾区奥戸4丁目12番4号(城東事業所)
関東近郊において産業廃棄物の収集運搬や処理事業を営む業者です。埼玉県三郷市に自社工場を持っており、廃棄物の持ち込みにも対応しています。また、発砲スチロールや軟質系ビニールなどの廃棄物処理を行い資源の再利用に取り組んでいます。
・https://www.katouyoshio-syouten.com/
・03-3690-3239
・営業時間は不明
・東京都葛飾区亀有4-27-12-1005
葛飾区で産業廃棄物を持ち込みたい場合は、葛飾区内の産業廃棄物の処理施設を利用することになります。なお、葛飾区が指定する産業廃棄物処理施設はありません。
葛飾区は自治体として産業廃棄物を含む事業系ごみの収集・運搬業務を行っていないので気を付けてください。ただし、葛飾区が粗大ごみの持ち込み場所として指定している「葛飾西(奥戸)粗大ごみ持込みステーション」は、前の段落で紹介した東都運業株式会社が運営しています。
東都運業株式会社自体は、民間からの産業廃棄物の持ち込みを受け付けているので、こちらに相談する方法は1つでしょう。また、ほかにも自社で処理施設を有している業者があるので、そちらに連絡し持ち込むという手段もあります。
ただし、これらの業者選定の手間やコストを考慮すると、持ち込みよりも、収集運搬から業者に委託が便利だと思います。
産業廃棄物の運搬・処理に関しては法律で厳しくルールが決められているため、自社で行うのが難しい部分もあります。専門業者は自治体の定める資格を保有し、適切な収集運搬・処理を行うため、安心して産業廃棄物の処分を依頼できるでしょう。
また、自社で産業廃棄物の運搬が可能であれば、処理施設に持ち込むのも1つの方法です。ただし、前述のとおり、持ち込みよりも収集運搬から業者に委託する形が便利で現実的です。
ぜひこの記事を参考に、自社の産業廃棄物の処分方法を検討してみてください。