東京都千代田区の事業系ゴミ(産業廃棄物)の捨て方・条例・ルール・罰則を解説します
千代田区は官公庁や多くの大企業の本社が存在するオフィス街の一面もあります。さらに飲食店や小売業の数も多く、それに伴って産業廃棄物の排出量も多い地域といえます。
しかし大量のごみや産業廃棄物の処理には頭を悩ますこともあり、業者探しも難しいと考えている企業や個人の方も多いでしょう。では千代田区で発生したごみに対応してくれる産業廃棄物業者やごみ処分業者には、どういったものがあるのでしょうか。
千代田区は古くから小売り・卸売業が盛んなほか、法律事務所や税理士事務所など事業所の数が多い地域です。加えて都心部に位置しているためオフィス街も広がっており、排出されるごみの9割が産業廃棄物となっています。
この記事では、処理に悩む産業廃棄物など千代田区でごみ処分を行ってくれる業者について詳しく紹介します。
千代田区のオフィスや店舗から日々発生する廃棄物の定期回収、不要になった粗大ごみやリサイクル家電・PCB・アスベスト等の特殊な廃棄物の回収を行う業者です。事業ゴミ回収の専門企業として、回収したごみや資源は、関係法令に基づいた廃棄物処理、リサイクルを徹底しています。
URL:https://www.shirai-g.co.jp/
電話番号: 03-3897-1327
営業時間:平日 9:00~17:00
所在地:東京都足立区入谷5丁目16−28
自社独自のネットワークや徹底的なコンプライアンスを重視し、千代田区内の産業廃棄物の買取りや不用品回収を行うごみ処分業者です。工場の移転や閉鎖などで不要になった中古機械などや、オフィス移転閉鎖で出るOAデスクや応接セットなどにも対応しています。
・https://www.kankyo-ecomotion.co.jp/tokyo/chiyodaku.html
・電話番号:0120-857-922
・営業時間:9:00~18:00
・所在地:東京都品川区南大井六丁目26番3号
千代田区内のオフィスや倉庫、飲食店や教育関係、工場や医療機関などあらゆる業種の産業廃棄物に対応する、国の優良認定ごみ処分業者です。さらに千代田区内でのイベントや、展示会などで発生する大量のごみ処理の手伝いも可能です。
・https://www.r-nw.com/waste/chiyoda-ku/
・電話番号:03-6404-3196
・営業時間:8:00~18:00
・所在地:東京都大田区大森北1-1-5
オフィスの移転に伴う不用品や建築・内装廃材の処分、機密文書・PCデータの適正処分など千代田区内をはじめ23区内などのあらゆる産業廃棄物に対応しているごみ処分業者です。情報漏洩対策には特に気を配り、パソコンのハードディスを破壊してデータを消去する方法や機密性の高い書類の溶解処分などを行っています。
・https://mugenservice.co.jp/service-2
・電話番号:0120-88-1224
・営業時間:8:00~19:00
・所在地:東京都江戸川区西一之江4-5-13
千代田区をはじめとする東京23区で発生した産業廃棄物は、紙くず・木くず・繊維くずの3品のみ処理施設への持ち込みが可能です。ただし搬入には、事前に申請し搬入承認を受ける必要があります。申請資格は区内に事業所がある企業や個人で、一定の要件や審査基準を満たしていることが必須条件です。
またごみ処分ができる容量は、一か月で10トン以内と決められています。さらに申請には登記事項証明書や住民票、印鑑証明書などさまざまな書類を用意する必要があります。
またごみを運搬する車両にも、自動車検査証の使用者欄が搬入者と一致していることや車両総重量30t未満など細かい条件を満たしているものに限られていることにも注意しなければなりません。
そのため、自ら産業廃棄物の持ち込みをする場合、ごみ処理業者に依頼するよりも手間や時間が大いにかかるという点を考慮する必要があります。業者選定の手間やコストを考慮すると、持ち込みよりも、収集運搬から業者に委託する形が現実的だと思います。
千代田区内で発生した大量のごみや産業廃棄物は施設に持ち込むと、複雑な手続きや申請などが発生します。そのため手軽にごみ処分をしたいと考えた場合は、業者に依頼するのが最も効率的といえます。
相談や見積もりは無料で行ってくれる業者がほとんどなので、自社の大量のごみに悩んでいるという場合は一度ごみ処分業者に相談してみてはいかがでしょうか。